CBD販売店運営会社代表がコカイン隠し持った疑いで逮捕。業界に対する不信感。信頼の回復は?

CBD販売店運営会社代表がコカイン隠し持った疑いで逮捕。業界に対する不信感。信頼の回復は?

3月22日 CBD販売店の運営会社代表が、コカインを隠し持っていた疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、横浜市に住む小林智容疑者(24)。

警察官が路上で職務質問を行い、容疑者の車の中から白色の粉末が見つかり、鑑定の結果、コカインと確認されました。

小林容疑者は「CHILLAXY(チラクシー)」という店名で、大麻由来の成分を含むクッキーや電子たばこなどを販売する店を複数、運営する会社の代表取締役を務めているということです。

またCHILLAXY(チラクシー)関係者によるSNSでの過激な発言が目立ちます。

以下Web魚拓

https://megalodon.jp/2025-0331-0538-47/https://x.com:443/GOODCHILL6/status/1905237969981800460 

2024年12月12日の大麻取締法の一部改正法が施行されてからCBDショップを運営する企業が相次いで逮捕及び閉店が相次いでいます。
この事件により「CBD≒反社会性力および危険ドラッグ」という印象がより強まったかと思います。

なぜCBD業界にて薬物検挙が目立つのか?

大麻草から抽出されるCBD。CBDそのものに日本の場合違法性はないですが大麻草に含まれる「THC(テトラヒドロカンナビノール)」という精神活性作用成分は違法になります。
このTHCがCBD製品に許容用以上に含まれていることが多くあり、逮捕されやすい商材としても言えます。
また表向きはCBDショップを行っているが、秘匿性メッセージアプリ「Telegram」で集客を行い裏で大麻や他薬物を売っているショップ事業者も存在します。

既存事業者であっても倫理観が一般認識とズレた事業者もいることも原因の一つと言えます。

以下魚拓

https://megalodon.jp/2025-0327-2300-57/https://x.com:443/GOODCHILL6/status/1905250310953857201

https://megalodon.jp/2025-0331-0621-54/https://x.com:443/GOODCHILL6/status/1905280359698432259

https://megalodon.jp/2025-0331-0624-19/https://x.com:443/GOODCHILL6/status/1905251423010583013

こういった発言や事件を気軽に起こせてしまう業界の体質は問題とも言えます。

日本のCBD業界に対する弊社の取り組み

ECサイトや各種SNSにて代表者がどのような発言をしているか?消費者側でも確認する必要があります。

事業者は厳格な成分分析を行いかつその原料や製品が健全であることを証明する必要があります。
Phayao Cannavigate Japanは輸出する際に2度の成分分析を行っており、重金属・農薬・THC含有量チェックまで行っています

また、近年合成による原料製造が行われており安価で製品が作れてしまう状況にあります。合成など世界的にはまだ臨床は進んでおらず安全性については2025年3月時点では筆者が知る限り合成による安全性の情報は乏しい。

合成を天然と称して販売している事業者もいますが合成と天然では判別がつかないと言われておりますが、 タイ「Phayao Cannavigate Japan」の農家様と協力し合成か天然かの判別研究調査を行っております。

成分分析画像を小さくしたり、読みにくい形で掲載していたり、エビデンスのない説明文や証明がされてないなど、ありとあらゆる脱法を行って販売している事業者からの購入は即時辞めましょう。

※過去CBD製品を「茎と種から作られています」と記載されていた事業者からも購入は差し控えた方が良いでしょう。


以下理由記事

日本のCBD業界の闇:2024年大麻取締法改正後の真実と未来

CBD業界の闇検証実験:果たして茎と種からCBDは取れるのか?

 

参考

コカイン隠し持った疑いで「CBD」販売店運営会社代表を逮捕

大麻始めたのは高校3年、「テレグラム」で密売人から購入…元福岡大生に有罪判決

World Health Organization (WHO) - CBDに関する報告書

日本のCBD業界の闇:2024年大麻取締法改正後の真実と未来

CBD業界の闇検証実験:果たして茎と種からCBDは取れるのか?

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